ひな人形の口を彫っています。伝統工芸のお顔です。
工房では、伝統工芸の雛人形のお顔をつくっています。
全国的にも珍しい、江戸時代からの伝統技術で作る桐塑頭(とうそがしら)です。
桐の木の粉と糊を混ぜて生地抜きをし、2週間ほど掛けて乾燥させました。
こちらの桐塑頭の雛人形には、歯や舌などの細かな部分も表現するために口を彫る必要があります。
小刀を使用して口を彫りました。
昔ながらのお顔はできあがりもそうですが、生地の段階からあたたかさを感じることができます。
次はガラスの目を入れていきます。
- 投稿日時:2021.5.20 19.42.59 / カテゴリー:人形制作
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