ひな人形の耳を表現しています。江戸時代からの伝統工芸のお顔です。
伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)のひな人形のお顔制作です。
桐の木の粉と糊を混ぜた桐塑(とうそ)を土台として制作するお顔ですので、桐塑頭と言われており、江戸時代から作られています。
今日は、耳を表現しました。
胡粉(ごふん)という貝殻の粉と膠(にかわ)というゼラチンを混ぜて硬く練ったものを細い筆の先で取り、耳を表現していきます。
硬く練った胡粉を筆の先で取ることもとても技術を必要とします。
耳が完全に乾燥したら、最後の仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねていきます。
- 投稿日時:2021.5.30 18.57.24 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/25530
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