おぼこひな人形のお顔をつくっています。小刀でバリ取りをしています。伝統工芸のお顔です。
工房での伝統工芸の雛人形のお顔制作です。
桐の木の粉と糊を混ぜて生地抜きをし、2週間以上掛けて乾燥させた土台です。
こどものお顔ですので、おぼこ雛人形といいます。
生地抜きの際にできるバリを小刀を使用して削っています。
削りすぎると形が変わってしまうので、的確に仕事を進めていきます。
きれいにバリ取りをしたら、さらに全体の形を整えていきます。
桐の木の粉を材料として制作する桐塑頭(とうそがしら)の雛人形をつくる職人も全国で数人となってしまいましたが、現代でも大切に守り続けています。
できあがりの表情にあたたかみを感じる特別な雛人形ができあがります。
- 投稿日時:2021.7.29 18.35.42 / カテゴリー:人形制作
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