可愛い雛人形をつくっています。耳を胡粉で表現しています。
今日は、9月9日の重陽(ちょうよう)の節句ですね。菊の節句です。
後の雛(のちのひな)ともいい、大人の女性がご自身の幸せを願い、雛人形を飾ります。
平安時代には菊にまつわる行事が行われていました。また、無病息災も祈っていました。
工房では、今日も伝統工芸の雛人形のお顔をつくっています。
貝殻の粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせ、細い筆の先に取り、耳を表現しています。
とても細かな仕事です。
かわいい耳を表現しました。
江戸時代からの桐塑頭(とうそがしら)は、耳も一つ一つ表現していきます。
次はいよいよ最後の仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねていきます。
- 投稿日時:2021.9.09 18.25.01 / カテゴリー:人形制作
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