ひな人形のお顔に仕上げの胡粉を塗りました。江戸時代からの伝統工芸です。
工房での伝統工芸のひな人形制作です。
桐の木の粉と糊を混ぜた桐塑(とうそ)を土台として、胡粉を塗り重ねて作る全国的にもとても希少な雛頭(ひながしら)です。
目、鼻、口を彫刻し、耳も表現しましたので、仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねました。
仕上げに塗り重ねる上塗り胡粉は、特別に上質な胡粉(貝殻の粉)とゼラチンを混ぜて練り、上澄みの綺麗な部分のみを使用します。
刷毛を使用して、極力ハケ目の出ないように塗り重ねることにとても技術を必要とします。
綺麗になるまで何度も何度も塗り重ねていきます。
昔ながらの桐塑頭(とうそがしら)です。
- 投稿日時:2021.11.19 18.11.17 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/28161
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