伝統工芸士の人形制作です。ガラスの目を入れる工程です。
工房では、伝統工芸士が雛人形のお顔をつくっています。
桐の木の粉と糊を混ぜて生地抜きをして、二週間ほど掛けて乾燥させたお顔の土台です。
全国的にもほとんど制作されていない江戸時代からの桐塑頭(とうそがしら)です。
生地抜きの際にできるでこぼこなどをきれいに直しましたので、ガラスの目を入れています。
ガラスの目を入れてから胡粉を塗り重ねていきます。そのため、あとから目の位置や高さを修正することはできませんので、重要な仕事の一つです。
熟練の伝統工芸士の感覚だけが頼りです。
- 投稿日時:2022.7.12 18.21.43 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/31990
登録タグ#