男の子の市松人形を作っています。目鼻口を彫刻しました。
工房では、伝統工芸士が男の子の市松人形を作っています。
中塗り胡粉を6回ほど塗り重ねて、なめらかな表面にしましたので、目鼻口を彫刻しました。
現代のひな人形や市松人形のお顔は、シリコンの型に石こうを流し込むことにより目鼻口を表現しますが、伝統工芸のお顔は、一つ一つ小刀で表情を表現するために大変時間がかかります。
まぶたなどの細かな部分も小刀で表現します。失敗のできない難しい仕事です。
桐塑頭(とうそがしら)はすべてが特別に作られています。
- 投稿日時:2023.9.05 18.45.17 / カテゴリー:人形制作
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