ひな人形に仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねました。伝統工芸士の制作です。
工房では、伝統工芸士が雛人形のお顔を作っています。
江戸時代から変わらない桐の粉や貝殻の粉を使用する伝統工芸です。
仕上げの塗り仕事を行うために、特別な貝殻の粉と膠(天然のゼラチン)を混ぜ合わせて練り、上塗り胡粉を作りました。
目鼻口を彫刻した雛人形のお顔に、刷毛で上塗り胡粉を塗り重ねていきます。
刷毛目(はけめ)は出ないように、きれいに塗り重ねることには大変な技術を必要とします。
上塗り胡粉は、6回から8回ほど塗り重ねていきます。
あたたかく、美しいお肌が表現されます。
江戸時代からの技術を守っています。
- 投稿日時:2024.7.11 19.48.31 / カテゴリー:人形制作
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