お雛様のお顔を昔ながら伝統技術で作る日本でも数少ない工房です。
工房での雛人形制作の様子です。職人が、江戸時代からの伝統技術「桐塑頭」で制作する日本で希少な数少ない工房です。今日は、とても天気が良かったので最後の仕上げの「上塗り」を塗り重ねました。
上塗り胡粉は、膠(にかわ)を使用しております。膠は、温度によってやわらかさが変化します。冬は上塗りの最中にもすぐに硬くなってしまいますので、夏よりも格段に難しくなってしまいますが、きれいに仕上げられるよう丁寧な仕事を心がけます。
最後の仕上げですので、明日もきれいになるまで何度も塗り重ねます。
こちらは、昨日の木目込み人形の胴です。お殿様です。
黄櫨染の生地です。刺繍の浮き出たシルク特有の光沢のある生地です。
今からどんなお顔を合わせようか楽しみです。
味岡映水作 ひな人形 桐塑頭
店内では、工房で制作した桐塑頭の雛人形を展示しております。
一つ一つ、小刀を使用し手彫りで制作しております。世界に一つのお顔をぜひご覧くださいませ。
お顔を制作する工房ですので、展示作品以外にも、お顔も衣装もオーダーメイドも承っております。お気軽にご相談ください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
- 投稿日時:2020.1.05 19.03.15 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/6844
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