丸顔の雛人形をつくっています。小刀で口を彫っています。
江戸時代からの伝統工芸の雛人形制作です。
小刀でお顔を表現しています。
目、鼻、口は一度彫刻をしてしまうとやり直しはできませんので、丁寧に仕事を進めていきます。
切り口を鮮明に彫ることは、非常に難しい仕事です。
そして、やさしいお顔になるよう表現していきます。
現代の雛人形のお顔は、シリコンの型に石膏を流し込んで作るため、初めから目、鼻、口も表現されていますが、伝統の桐塑頭(とうそがしら)は、すべてが手作りです。
次は耳を表現して、最後の仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねます。
- 投稿日時:2021.9.04 18.22.35 / カテゴリー:人形制作
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