桐塑(とうそ)の雛人形をつくっています。ガラスの目を入れました。
工房での伝統工芸の雛人形のお顔制作です。
桐の木の粉としょうふ糊を混ぜた桐塑(とうそ)という材料を使用してつくりますので、桐塑頭(とうそがしら)と呼ばれています。
江戸時代に技法が確立され、経済産業大臣指定、伝統的工芸品の名古屋節句飾(なごやせっくかざり)のお顔にも使われています。
桐塑頭は現在、全国でも制作する職人は僅か数人しかおりませんので、とても希少なお顔となっております。
こちらは、子どものお顔の雛人形ですので、おぼこ雛人形です。
今日は、ガラスの目を入れました。目は後からやり直しができませんので、高さや傾きを調整することがとても難しい仕事です。
熟練の職人が一つ一つ丁寧に制作しています。
- 投稿日時:2021.10.18 18.42.03 / カテゴリー:人形制作
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