おぼこ雛人形の目さらいをしています。伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)です。
江戸時代からの伝統工芸の雛人形のお顔をつくっています。
桐の木の粉や貝殻の粉を使用する、全国的にも希少な桐塑頭(とうそがしら)です。
子供のお顔の雛人形ですので、おぼこ雛人形と呼ばれています。
仕上げの上塗り胡粉(上質な貝殻と膠を混ぜ合わせたもの)を塗り重ねました。
目、鼻、口を小刀で彫刻した後に上塗り胡粉を塗り重ねます。そのため、目の上に乗った胡粉を取り除く仕事をしています。
この仕事を目さらいといいます。仕上げには、小刀でさらにきれいな目を彫っていきます。
- 投稿日時:2021.11.02 19.22.32 / カテゴリー:人形制作
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