五月人形の子供大将のお顔をつくっています。表情を彫刻しています。
工房では、伝統工芸士が五月人形の子供大将のお顔をつくっています。
江戸時代からの伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)は、ガラスの目を入れた後に地塗り、中塗りとそれぞれ数回ずつ胡粉を塗り重ねますので、胡粉で隠れてしまった目を彫り出しています。
小刀を使用して、かわいい表情を彫っていきます。
1ミリでも彫りすぎた場合、表情も大きくことなってしまいますので、熟練の職人の高度な技術が必要な仕事です。
鼻や口も彫刻をして、かわいいお顔を表現し、仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねていきます。
できあがるまでには一カ月以上掛かります。
- 投稿日時:2022.4.05 21.31.34 / カテゴリー:五月人形制作
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