大将の手に胡粉を塗りました。伝統工芸士の五月人形制作です。
工房では伝統工芸士が五月人形の手をつくっています。
今日はあたたかく天気の良い一日でしたので、塗り仕事をしました。
湿気の少ない日は塗り仕事には最適です。
胡粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせ「地塗り胡粉(じぬりごふん)」を練ります。
分量は、その日の気温などにより変わりますが、職人が塗り仕事の度に決めています。
ハケで子供大将の手に胡粉を塗り重ねています。
ムラなくきれいに塗り重ねることがとても難しい仕事です。厚く塗ってもいけませんし、薄く塗ってもいけませんので、ちょうど良い分量を塗り重ねていきます。
子供大将の手に地塗り胡粉を塗りました。
仕上がるまでには10数回は塗り重ねますので、江戸時代からの伝統工芸のお人形はとても時間が掛かります。
一カ月以上掛け完成します。
- 投稿日時:2022.4.04 21.38.32 / カテゴリー:五月人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/30389
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