雛人形の土台です。江戸時代からの材料を使用してお顔を製作しています。
工房では、伝統工芸士が江戸時代から変わらない材料を使用して雛人形のお顔をつくっています。
桐粉としょうふ糊を混ぜて粘土状にして、生地抜きをし、乾燥させました。
桐粉と糊を混ぜた生地を桐塑(とうそ)といい現代の雛人形のお顔製作には、ほとんど使用されていないほど希少な材料です。
2週間以上掛けて乾燥させ、次の工程に入ります。
乾燥させる際に、ゆがみや変形などが起こりますので、直すことも大変な仕事です。
伝統のお顔は、始まりからとても繊細な仕事の積み重ねにより完成します。
- 投稿日時:2022.11.30 19.00.05 / カテゴリー:人形制作
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