ひな人形を制作しています。中塗り胡粉を塗り重ねました。
工房では、伝統工芸士が雛人形のお顔を作っています。
天気の良い日を選び、数日掛けて、何度も何度も胡粉を塗り重ねてきました。
天気の良い日を選ぶのは、湿気が少ないためです。
胡粉です。貝殻の粉のことです。
江戸時代からの伝統工芸のお顔には、貝殻の粉と天然のゼラチンを混ぜ合わせたものを塗り重ねていきます。
お顔には胡粉を10回以上塗り重ね、きれいになりましたので、次は目鼻口を彫刻していきます。
全国でもほとんど作られていない貴重な桐塑頭(とうそがしら)です。
- 投稿日時:2024.6.07 18.08.51 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/36854
登録タグ#